9月から妊婦さん向けグループクラスにマタニティビクスが加わります。
タクトエイトは日本マタニティビクスの登録施設になり、ガイドラインにそって指導します。
クラスの前にはメディカルチェックで胎児心音、血圧、問診を行い、クラスでは運動強度、安全性を確認しながら進めて行きます。
ヨガ、ピラティスとは違って、リズミカルな音楽に合わせて体を動かし、汗をかきます。
妊娠期の適切な体重コントロール、体力増進にはとくに効果があります。
ぜひ、有酸素運動の楽しさを味わいにお越し下さい。
私がマタニティビクスを体験したのは、次男妊娠中の時でした。
長男が5ヶ月のとき、東日本大震災があり、揺れの恐怖と計画停電による日常生活の負担やオムツやミルク、お水が手に入らないなどの不安を経験して、産後や妊娠中は災害時、なんて大変なことだろうと思いました。
不利、だと思いました。
まだママになって5ヶ月で、自分だけではなくて子どもを守らなくては、ということがとてもプレッシャーになりました。
そして次男を妊娠中、この身体で何かが起こってもよちよち歩きのお兄ちゃんを助けることはとても難しいから、どうか早く妊娠期間が過ぎてくれますようにと願ったこともあります。
・・・今はその時よりも2人を追いかけ回すのは大変な暴れん坊になっていますが・・・
そんな中、始めてマタニティビクスに参加し、驚きました。
妊娠7ヶ月頃でしたか、もうお腹が大きくなって膝を上げるとお腹にぶつかる様な時期、走ったんです!ジャンプしたんです!
っえ〜、私、走れるのぉぉぉ。
なにを思ったでしょうか。
そうです、私はこの身体でも走って逃げることが出来るんだ、と思いました。
やった!と、心からほっとして、肩の荷が降りた、脱力感ともいうべきプレッシャーからの開放は、感激でした。
他の妊婦さんにこの気持ちを味わって欲しいと思って、マタニティビクスを勉強し始めました。何か一つ、不安を減らすお手伝いがしたいと思って。
妊娠中は身体の負担に加え社会的に不利な状況、出産までの不安・・・と、辛いことが沢山ありますね。
でも靴を履いて平面に立って音楽に合わせて汗をかいて動いていると、なんだか普通の人と変わらない様な気分になって、気持ちが前向きになる様な気がします。
効果は沢山ありますが、ちょっと強くて赤ちゃんを笑顔いっぱいでお迎え出来るママになれるように応援する気持ちで、マタニティビクス、始めます。
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